新型コロナウィルスのパンデミックと空間除菌について(私見)

3/12日、WHOから新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についてパンデミック(相当)との見解が示されました。

この新型コロナウィルスはこれから世界中で拡大の見込みで、東京オリンピックも危ぶまれていますね…

そんな中、私たち日本人は実に慎ましやかで、自分が罹患することと同じ位「人さまにうつさない」ことを考えます。

非常に美徳と言える、誇らしい考えと思います(一部不届き者もいるようですが)。

しかし残念な事にスポーツクラブやライブハウス、屋形船、はては病院などでも罹患者が毎日発生しています。

 

 

 

©フジテレビ

 

当然アルコール消毒やせっけんなど手洗い、うがいが最も効果的な自衛方法ですが「不特定多数の集団がいる場所」では、その密閉された空間内にもしも保菌者がいた場合、ウイルスも存在する可能性が否定できず、エアロゾル感染の懸念が付きまといます(空気中に72時間生き続けるという発表もありました)。効果的とされる「手洗い」や「うがい」などもそうそう頻繁にはできず、罹患するリスクも否定できません

そのためにまず

「換気を良くする」「頻繁に空気の入替えをする」

ことが非常に重要なようです。まだ寒い地域もあるでしょうが、保菌者からではない、空気中に存在するコロナウィルスは不活性化しているとのことで、最も安心して居られます。飲食店様や教育施設などでも有効な手段と思われます。

マスクに対するWHOや識者の評価は低い(ウィルスは通過するため)ようですが、人と向かい合って話をする会議やコミュニケーションなどの際、飛沫感染を防ぐ意味では有効と個人的に思います。

「空気清浄機を使う」は、空間体積に対して吸引能力に課題がある場合が考えられます。またHEPAフィルターレベルの高性能フィルターでないと、微細なウィルスをつかまえる事は簡単ではなさそうです(単純に循環させてしまうだけ)。

大型の施設ではウィルスががエアコンのフィルターに付着した場合、稼働させることでそこから菌が拡散される「二次感染」の懸念もあるとの意見もあったようです。これは天気が良い時にフィルター掃除をした方が良さそうです。

ところで、私どもがご提案している「空間除菌」の考え方は、換気の次に効果的ではないかと考えています(私見)。

ウィルスや細菌に対する除菌力が期待できる液体を、加湿器などで空間に噴霧し続けます(加湿も同時にすることで、インフルエンザウイルス対策にもなる)

噴霧する水溶液は99%以上が水で残りが除菌成分ですが、ご案内している「水成二酸化塩素」は非常に安全な物質で、その安全性は次亜塩素酸の比ではありません(原液は水道水浄化、食品添加物、口腔化粧品、医薬品、オーガニック製品への使用も認可を得ています)。次亜系のようにヌルヌルしないし、アルコールのように手荒れもせず、アレルギー反応も起きません。

原液を製造するバイオサイド・インターナショナル社(米国)に対して・・・

”2014年8月21日に発表された、新型コロナウィルス(2019 Novel Coronavirus, 2019-nCoV)と同科である豚流行性下痢ウィルス(porcine epidemic diarrhea:PED)に対する有効性によると、合衆国環境保護庁(EPA)はBio‐Cide International社の製品であるProO xine ® AHとOxine ® AHがPED (豚流行性下痢)ウイルスに対して効果を発揮するというラベル記載を承認しました ”

とあります(ただしもちろん今回の新型コロナウィルスに効果があるかは不明です)。

専用に開発された噴霧機器もありますが、ご自宅や事務所にある加湿器(超音波式)で使用してもまったく問題はなく、噴霧することで空間は満たされ、壁や家具、ドアノブなどにも付着して除菌すると考えられます(安全な濃度まで希釈して使用)。

少なくとも、何もしないよりは良いと考えています。

出入りの多い場所であれば、空気が淀みそうな、流れが悪そうな場所に設置するとゆっくりと循環して良いかもしれません。また、家具や金属が変色・変質・腐食したりすることはありません。

「空間除菌の可能性」について、是非ご検討になられればと思います。